実地指導

2014年10月12日の指導の一部です。

今日は、稲刈りの指導です。まず、稲刈りの適期ですが、1本の稲穂(籾)
の軸の部分が先端から3分の2くらい黄土色に枯れてきて、1株の稲穂の
3分の2がそのような枯れた状態で、なおかつ水田全体の3分の2がその
ような枯れた状態になった時が、稲刈りの適期です。なお、田んぼの水は
2週間くらい前に切っておきます。
稲刈りは、右利きの人は、3、4列を右から左に、稲株の大きさにより2株から
3株を刈り、左側に置きます。
 
稲の掴み方は順手で、写真の位置を掴みます。 2回目に刈った稲を、クロスさせて置きます。
 
同 結束するときに、クロスさせた部分を結束するようにします。 3回目に刈った分を真ん中において、1束とします。はざ掛けする時に、
稲束を1:2に分けて掛けますので、この作業が必要です。
 
順次、刈って並べていきます。 あとの作業のことを考えて、人が通れる間隔に刈った稲を置くようにします。
 
結束用の藁を4本くらい斜めに置いていきます。 稲束の結束です。稲藁4本くらいを、親指を上にして、根元の方を右手に持ち
ます。
 
右手を手前に、上から被せます。 持ち上げて、ひっくり返します。
 
時計周りに軽く締めます。 右手を離して
 
右手を持ち直して、さらに時計回りに締めて 最後に。親指で押し込みます。
 
結び目の拡大です。 はざ掛けです。稲束を移動します。
 
南北の方向に稲木を立てます。 足は、平行に立てるのではなく、ハの字型に立てます。
 
小槌で杭を打ち付けます。 縄を1ヒロ(1.6mくらい)くらいに切り、結束します。
 
両端に、支えの杭を打ち込み 縄で括ります。
 
稲束を1:2(手前が1)に分け、稲木に掛けます。結び目は外側にします。
次に逆方向に1:2に分け掛けます。
このように交互に掛けていきます。
 
最後に、すずめ除けの糸を張ります。 裸麦のばら蒔きです。適期は11月ですが、実習のために蒔きました。
蒔く量は、1反当たり8升。100u(1アール)当たりだと8合です。
均一に蒔くようにします。
 
鋸鎌で草の茎を残さないように、丁寧に草を刈ってその場に敷きます。
これで収穫まで何もしません。
完了
 
小豆の収穫です。小豆はさやが枯れて雨に合うと、カビて腐りますので、
さやが枯れたもの、熟したものから収穫し、十分乾燥させます。
先月播いたタマネギの苗床の除草です。
 
油粕、ぬか半々を補います。 キャベツの移植です。先月播種したキャベツを移植します。
 
株間40cmに植え穴を掘ります。 植え穴に水を撒きます。
 
キャベツの苗を移植します。 ソラマメの種まき。植え穴を掘ります。
 
ソラマメ2粒播きました。 種の厚さくらいの覆土をして、草を被せて完了です。