川口由一さんの実地指導

2006年11月12日の指導の一部です。私は、この日、午前中仕事があり、参加できませんでしたので、桑山朱里さんに撮影をお願いしました。で、コメントは推測になりますので、あしからずお願いします。

10月に引き続き、稲刈りの実習です。右利きの人は、右側から刈って左側に置いていきます。 2〜3株刈って、写真のように、左右に開いて重ねて置き、最後にまん中に置いて、1束(6株〜9株くらい)とします。(1株の分藁が多ければ1束3株くらいのときもあります。)
 
刈った稲は、後の作業がしやすいように、通路を空けておきます。 括るための藁を3〜4本をななめに置いていきます。
 
稲を括っていきます。(詳細は先月の実地指導をご覧ください。) 稲木を立てるため、稲束を移動させます。
 
稲木を打ち付けます。 稲木ががっちりしていますので、大人が逆上がりをしても、びくともしません。
 
時間があれば、以前にもこのようにして、何人もの塾生が、逆上がりに挑戦して、よく遊びました。 稲束を2対1に分けて、1を手前に掛けていきます。
 
最後に、すずめ除けの糸を張って、はざ掛け完了です。 次に小麦を播きます。播く量は、100u当たり、8合です。
 
小麦を、播いた後、丁寧に草刈りをします。からすのえんどう等の冬草を丁寧に刈ります。これで、小麦の種まきは完了です。 先月刈った稲の脱穀です。足踏み式脱穀機を使用します。
 
片足で踏んで、ドラムを回転させて脱穀します。
 
籾を集めます。 大きな稲藁等を取り除くため、ふるいにかけます。
 
ふるいは、片側を吊っておけば、楽に作業できます。 ふるいにかけた籾を、ござに4つ折にして、唐箕まで運んでいきます。
 
ふるいにかけた、残りは、籾がいくらか残っていますので、槌で叩いて脱穀して、再度ふるいにかけます。 唐箕にかけて、細かい稲藁、ごみ等を飛ばします。
 
同、細かい稲藁、不稔籾等を飛ばします。 脱穀完了です。
 
えんどうの種まきです。 株間30〜40cm間隔に播きます。
 
5粒播きます。間引きはしません。 覆土してから、草を被せて完了です。
 
先月植え付けた根深ねぎの土寄せです。まず、草を刈ります。 土寄せします。
 
しょうがの収穫です。
 
にんじんの手入れ(間引き?)
 
たまねぎの苗床です。今年から新しく借りた畑に2ヶ月前にたまねぎの種を播いたものですが、昨年までの地元農家の方の肥料が効きすぎているのか、肥料過多で、大きくなりすぎているようです。そばに、植え付けた、白菜、キャベツも肥料過多で、すごい虫食いでした。 たまねぎの植え付けの深さ。鎌の刃の位置くらいに植え付けます。