実地指導

2017年11月12日の指導の一部です。

先月に引き続き、稲刈りの実習です。
稲刈りは、右利きの人は、3、4列を右から左に、通常は稲株の大きさにより
2株から3株を刈ります。
今回、稲刈りした場所は、分藁が悪く、6株くらい刈る必要がありました。
刈ったら、左側に置きます。
 
さらに、右から左に刈って、 クロスに置きます。
 
さらに、右から左に刈って、 最後に真ん中において、1束とします。はざ掛けする時に、稲束を1:2に
分けて掛けますので、この作業が必要です。
 
このように、三方に分けて重ねます。 結束用の藁を4本くらい斜めに置いていきます。
 
稲束の結束です。稲藁4本くらいを、手の平を上にして、根元の方を右手に
持ちます。
右手を手前に、上から被せます。
 
持ち上げて、ひっくり返します。 時計回りに軽く締め付けます。
 
さらに、時計回りに括っていき、手をクロスさせます。 左手小指側で押さえて、右手を入れ替え、最後に。右手親指で押し込みます。
 
結び目の拡大です。 はざ掛けです。南北の方向に稲木を置き、足を1.5mから2m間隔くらいに
置きます。
 
足を立てます。足は、平行に立てるのではなく、ハの字型に立てます。
 
槌で打ち付けます。 縄を1ヒロ(1.6mくらい)くらいに切り、括ります。
 
両端に支えの杭を打ち付けます。 同じく、縄で括ります。
 
稲束を1:2(手前が1)に分け、稲木に掛けます。 次に逆方向に1:2に分け掛けます。結び目は外側にします。
 
このように、交互に掛けていきます。 掛け終わったら、緩まないように2,3列前の数本の茎と手前の茎を結びます。
 
最後に、スズメ除けに糸を張ります。 完了です。
 
大豆の乾燥。大豆が枯れたら、根を切らないように引き抜き、根と根を
絡ませて、吊るして乾燥させます。
水田の溝の整備。台風の影響とイノシシに荒らされて、溝が浅くなって
いるので、修復しました。
 
紐を引っ張って、スコップの刃を入れて、 右側の畦に、土を積みました。
 
小麦のばら播きです。1アール(100u)当たり8合の割合で、
小麦を草の上から播きます。
小麦を播いたら、丁寧に草を刈りって、小麦を落ち着かせます。草の中で
も、特にカラスノエンドウは、小麦に絡みついて小麦が負けますので、丁寧に
刈るようにします。この作業をすれば、後は、6月の収穫期まで何も作業を
しません。
 
完了です。 小麦の移植です。今年は、ばら播きのほか、小麦の移植をしました。
先月、苗床に播いた苗の移植です。
 
稲の株間(30cm)の間に2株(15cm間隔)植え付けていきました。
 
タマネギの移植です。台風によるがけ崩れで、イノシシ柵が壊され、
イノシシに荒らされて、凸凹になっています。
草を刈って、表面を平らに均して、
 
宿根草の根を取り除きました。 草を被せて、
 
タマネギの苗を株間15cmに植え付けました。 ゴマの収穫です。先月刈ったゴマが、完全に乾燥しました。、
 
米袋の中で、叩いて、ゴマを脱粒させます。