川口由一さんの実地指導

2001年11月11日の指導の一部です。 

先月来れなかった人のための、稲刈りの復習です。稲1束は、株の大きさによって、6株から9株を1束とします。 ワラを4、5本使って、稲束を括りますが、写真の方向に立っている場合は、左足の甲に乗せて括るとスムーズに作業が進みます。
 
 
田んぼに高低があるので、修正する作業です。山側が高く、谷側が低いので山側の土を谷側にひきます。まず、表面の土は栄養があるので、山側の表面の土を削り取ります。 削り取った下の土をスコップで谷側にひきます。その後、表土を元の場所に戻し、田全体を平にします。
 
 
たまねぎの植え付けです。以前に積んでおいた畦草が朽ちて堆肥になっていたので、草と一緒に植え付け場所に撒く。 たまねぎの苗の植え付け。株間13センチくらいの間隔で植え付け。条間はこの場合30センチ位でした。
 
 
最後に補いにヌカを撒く。 稲の脱穀です。
 
 
1ヶ月干した稲を脱穀します。 籾を箕にとります。
 
 
ふるいにかけて、ワラを取り除きます。 ふるいで取り除いたワラに、まだ籾が付いているので、木槌で叩いて分離させます。
 
 
最後に、唐箕にかけて、さらに、不純物を飛ばします。 脱穀した後のワラは元の田んぼに返します。麦の芽が出ていますが、その上から撒きます。
 
 
えんどうの植え付け。40センチ間隔くらいで、1箇所に3〜5粒撒く。この場合5粒を4角とその中央にまく。えんどうは間引きはしない。 補いにヌカを撒く。