川口由一さんの実地指導

2004年12月5日の指導の一部です。 

田んぼががイノシシに荒らされていたので、前日に田んぼのイノシシに荒らされたところの修復とともに高低の修復も行いました。冬草の生えているところはくわで草を削りとっています。そこに小麦の播種です。100u当たり8合の量を播きます。 この水田で栽培した稲の籾殻を水田に戻します。
 
この水田で栽培した稲藁を水田に戻します。 完了です。このようにここで育った、籾殻、稲藁を戻すことにより、次に育つ小麦の糧となります。
 
きぬさやの播種です。前日に豪雨が降り、土が湿っていたので、覆土をせずに植え穴に籾殻を被せました。 先月播種したえんどうの養生。藁を並べているのは、藁と藁の間にえんどうが発芽しており、どこにえんどうが植わっているかの目印です。田に藁を戻すのと兼ねています。間に保温の目的も兼ねて籾殻を撒いています。
 
同 参加者がテント方を見ているのは、澤井さんが脱穀を実習指導しているからです。 その他の場所に藁を戻します。
 
里芋の種芋の冬越しです。2株のそばに穴を掘って、他の場所の里芋をそこに移します。
 
他の場所の里芋を掘った穴に移します。この場所に5株を集めています。 保温のために土を被せます。
 
小さな山になるよう土を被せます。 保温のために籾殻を被せます。
 
最後にこのように稲藁を乗せて完了です。川口さんの桜井市の畑では、赤目より気候が温暖で籾殻を被せる、あるいは土を被せるだけで冬越しできるそうですが、標高200mを越え、冬の寒さが厳しい赤目ではこのような保温が必要です。 里芋を掘った後にたまねぎを植え付けます。
 
だいこん、にんじんの手入れ。間の草を刈ります。