実地指導

2018年12月2日の指導の一部です。

足踏み式脱穀機を使っての脱穀作業の実習です。 最初に脱穀機の可動部分に油を差します。
 
足で漕ぎながら、稲束を先の方から挿入して、 徐々に胴の部分も広げもって、また、裏返したりして脱穀します。
 
二人で使用する時は、二人で漕いで、介添えの人が稲束を手渡します。 箕で受けた籾。
 
大きな藁屑が混じっているので、篩にかけます。 一人でする場合は、片側を紐で吊るして行います。こうすると、
腰に負担がなく楽に行えます。
 
篩に残った藁屑を箕にあげます。
 
篩にかけた籾をゴザから箕に移します。 ゴザを最初に2重に折って被せ、つぎに1重に被せ、計4重にして
 
上の3重を持って、箕に移します。 篩に掛けた藁屑に籾が残っているので、
 
木槌で叩いて、 再度篩にかけます。
 
次に、唐箕にかけて、藁屑等を飛ばします。 右側に実入りのいい籾、左側の2番桶には軽い籾、粃(しいな)が出てきま
す。左側の2番桶の籾は再度唐箕にかけて、選別します。
 
ハンドルを時計周りに回転させて風を送り、藁屑を飛ばします。 一番桶、二番桶に籾が選別されました。
 
唐箕かけ終了です。 唐箕が終わっら、籾を袋に移します。
 
完了です。 脱穀の終わった稲藁は、小麦の発芽している田んぼに戻します。
 
こちらは、稲株の間に小麦を移植した田んぼです。小麦の間に稲藁を
敷きました。
タマネギの補いです。ヌカ、油粕半々を撒きました。

 
エンドウの防寒対策 篠竹を株元に挿して、防寒対策をしました。
 
そら豆の摘心 そら豆が育ちすぎて、寒さに負けそうなので、
防寒対策として、摘心しました。
 
実習が終わってから、塾生各々が収穫した稲の脱穀作業を行いました。