川口由一さんの実地指導

2001年12月1日、2日の指導の一部です。 

土曜日の共同作業です。下の田の石垣がずれてきたので、その修復作業です。石垣をはずして下から組んでいく作業で、かなり大掛かりな作業になるようです。すべて人力で行いますので、かなりの期間がかかるようです。 11月の指導の復習です。脱穀です。
 
 
脱穀した後、ふるいにかけます。 ふるいにかけた後、ござを4つ折りにし、箕に入れます。
 
 
唐箕にかけます。後は、室生山荘に籾摺機がありますので、山荘で籾摺りを行います。 大豆の収穫です。大半の大豆は枝豆として食べましたが、一部種用として干しておきました。
 
 
ござの外で根の土を棒でたたいて落とした後、ござの上で豆のさやをたたきます。 ふるいにかけた後、これを唐箕にかけてごみ等を除きます。
 
 
天日に3日くらい干します。干さないと虫がわきます。 肥えを使った堆肥の作り方です。下の田の小屋の便所の汲み取りは11年間行っていなかったので、かなり溜まっており、この日の指導になりました。まず、籾殻を敷いて、その上から肥えをまきます。
 
 
その上に、また、籾殻を敷きます。 9月に刈って積んであった笹等も上から敷きます。
 
 
その上から、また肥えをまきます。 その上から、また籾殻を敷きます
 
 
同じ繰り返し。 高くなったら、最後に、わらを雨よけに乗せて完成です。肥えのにおいはすぐになくなるそうです。この堆肥は来年、田にまきます。