実地指導

2017年3月12日の指導の一部です。

今回、私は私用にため欠席しましたので、三輪和正さんに撮影をお願いしました。

始まりに、赤目自然農塾スタッフの紹介がありました。 昨年の11月に播種した小麦の様子ですが、鹿の食害で生育は思うような
姿になっていません。
 
水田の排水を図るための溝の整え  麦・小麦の生育には排水が必要
なので、畝側に紐を張り、スコップで溝を整えました。
溝の底が平らになるように整えていきます。
 
土は畦道に上げました。 畦と畦の間の溝も底が平らになるように整えています。
 
同 排水を図るため、4m間隔に溝を切っています。 菊菜のばら蒔きです。前作のオクラの茎と草を除け、モグラによるで凸凹の
修正も兼ねてクワで浅く耕起しました。
 
宿根草の根を取り除きつつ、鋸鎌の背で土の塊をほぐしました。 菊菜の種をばら蒔きします。
 
鋸鎌の背を使って、菊菜の種を落ち着かせます。 手の平を使って鎮圧しました。
 
青草を被せて完了です。今回は、彼岸花の葉を使いました。 エンドウの補植  鹿の食害か、エンドウの生育が良くない箇所があるので、
市販苗を補植しました。
 
植穴を掘ります。 水を与えます。
 
水が落ち着いてから、ポット苗を植え付けます。化学肥料、農薬を避ける
ためポット苗の土を水で落としてから定植しました。
 
藁で掴まりどころをつくりました。 最後に、補いにヌカ、油粕半々を条と平行に撒きました。
 
チマサンチュの種降ろし(幅広の条蒔き)です。紐を引っ張って、幅広に
草を刈ります。
紐に沿って、クワを使って、草の種の混じった表土、根などを削り取ります。
 
チマサンチュの条蒔きは1条を前後に分けて降ろし方を変えています。
クワで土を均したあと、手前はくわの背面を使って鎮圧しています。
画面奥は、鋸鎌の背で種を落ち着かせる方法、手前はサイドの土を覆土
する方法に分けて行いました。
チマサンチュの種を播きます。
 
サイドにクワの刃を入れて、覆土を確保します。 奥の方は、鋸鎌の背を使って種を落ち着かせます。
 
奥の方 乾燥を防ぐため、クワの背面を使って鎮圧します。 手前の方 クワの刃を入れた底の方の土(草の種が混じっていない)で
覆土します。
 
覆土が終わったら、乾燥を防ぐため、クワの裏面を使って、鎮圧します。 最後に、草を被せます。
 
乾燥を防ぐため、再度、草の上から鎮圧しました。 ジャガイモの植え付けです。大きな種芋は2つあるいは、3つに包丁で切り
ます。
 
株間40pに植穴を掘ります。2条で千鳥に行いました。 種芋の厚さくらいの深さに植えます。切った種芋を植える時は、切り口を
立てて、切り口をやや下向けに植え付けます。
 
草を被せて完了です。乾燥を好むため、高い畝や細い畝に植え付けると
良いです。
先月に続き、畝立ての実習です。2月の実習で開墾した畝の隣にもう一つ
同じ幅(1.4m)の畝立てをしました。
 
2月に除けて積んであった草を取り除き、 40p幅に紐を引っ張って、溝を掘ります。
 
掘った土は、今回は溝の両側でなく、新しい畝に全て上げました。笹の
根がはびこっているため、根切もおこないました。
補いに、ヌカ・油粕半々を撒きました。
 
浸み出してくる水への対策として、枕畝を作りました。補いも同様にして
います。
最後に、草を被せます。
 
完了です。