川口由一さんの実地指導

2003年5月11日の指導の一部です。 

えんどうの手入れ。 えんどうが大分大きくなってきたので、3段目のわらをくくっています。えんどうのつるがわらに絡まって上に伸びていきます。 たまねぎの手入れ。草刈り。
 
苗代の手入れ。 先月籾を降ろした苗代の除草を行う。この時期にきっちりと除草を行うことが、この後の成長を左右するので、非常に大切。この苗代は里芋を掘り上げた後に作ったが、特別に草が多かった。
 
 
除草したところに、補いにぬか、油粕半々を撒く。撒いた後、ぬかが稲の葉にかかっているので、笹の枝等で軽く払ってぬかを落とす。 きゃべつ、ブロッコリーの除草。除草しすぎるとより虫がつくので、地面から20cmくらいの高さで草を刈る。
 
 
青虫がいっぱいついていて、このままだと葉が全部食べられそうなので、虫をつぶしています。 じゃがいもの除草と芽かき。
 
 
じゃがいもの芽は、1本か2本にして、それ以上は根元から抜く。 すいか、とうがんの種まき。先月くらを築いたところにクワを入れる。
 
 
くわで土の表面を押さえる。 すいかの種を5粒撒く。この種は川口さんが昔から桜井の畑で作り続けている種です。
 
 
陸稲の直播。草を刈ってから、V字型にくわを入れ、植え溝をつくります。 籾を撒きます。
 
 
くわで覆土をします。 土が乾燥しないように、くわの裏で鎮圧します。
 
 
草を被せます。けして土を見せないように。 完成です。