実地指導

2014年5月11日の指導の一部です。

1カ月前に籾降ろししたお米の苗代の除草です。放っておくと、草が占領して
、お米の苗が草に圧倒されますので、大切な作業です。
まず、鳥除け、小動物除けに被せた、木の枝を取り除きます。
 
雑草を手抜きします。お米と雑草の区別は、その姿で覚えるようにしますが、
姿のよく似た稗と比較すると、稗は触ると茎が柔らかですが、お米は、
堅くてしっかりしているなどの特徴があります。また、お米は、抜いてみる
と根元に籾が付いています。
お米が2,3cmほどに発芽しています。鳥に荒らされて少し発芽が少な目です。
 
除草が終わったら、補いにぬかを撒きます。撒く量は籾だねの3倍が基本
ですが、状況で加減します。この作業は、朝露が付いているときとか、
雨が降っているときは、しないようにします。葉に付着して苗を損ねます。
お米に降りかかったぬかを手の平で払い落とします。稲わらや長い草があ
れば、それで払い落とします。
 
最後に、まだ、苗の根元に籾がついている状態で、鳥の害を受けるので、
鳥除け、小動物除けの枝を戻します。
完了です。
 
陸稲の筋まきです。雨が少なくて、かなり乾燥していますので、全体の草を
刈らずに作業しました。
紐を引っ張って、クワ幅に草を刈ります。
 
もう一列、草を刈ります。最終は、筋間40センチくらいで、3条にします。 クワを使って、表面の土を削り取ります。
 
クワで2,3センチ耕起して、モグラ穴があれば、修復します。 クワを使って、V字型に溝を掘ります。
 
水選した、陸稲の籾だねを播きます。 1、2センチ間隔に播きます。
 
クワを使って、籾が見えなくなる程度に、土を被せます。 乾燥を防ぐため、鎮圧します。
 
乾燥を防ぐために、草を被せます。 完了です。
 
かぼちゃ、とうがんの種まきです。先月に鞍を築いたところに種を播きます。 少し草が生えていますので、草を刈ります。
 
鎮圧します。 かぼちゃの種を5粒播きます。
 
とうがんは、7粒播きました。 指で押さえて、埋め込みます。
 
草を被せて完了です。発芽したら、最終1本に間引きます。 サニーレタスの移植です。株間50センチくらいに、鋸鎌で土をほぐして、
草の根などを取り除き、植え穴を掘ります。
 
植え穴に水を注ぎます。 サニーレタスの苗床です。
 
サニーレタスを移植します。周りの土を寄せるようにして、植え付けます。 周りに草を被せて、完了です。
 
インゲンの種まき(点播)です。鋸鎌で、株間35センチに土をほぐします。 インゲンの種を3粒播きます。
 
指で押さえ付けて、埋め込みます。 手のひらで鎮圧します。
 
草を被せて完了です。