実地指導

2015年5月10日の指導の一部です。

1カ月前に籾降ろししたお米の苗代の除草です。放っておくと、草が占領して
、お米の苗が草に圧倒されますので、大切な作業です。
鳥除け、小動物除けに被せた木の枝を取り除きます。お米が2,3cmほどに
発芽しています。手前の方は、鳥に荒らされて発芽が少な目です。
 
こちらは、2週間前の臨時集合日に播いたお米ですが、被せた草を取り除い
てみると、少し発芽しています。
雑草を手抜きします。お米と雑草の区別は、その姿で覚えるようにしますが、
姿のよく似た稗と比較すると、稗は指で触ると茎が柔らかですが、お米は、
堅くてしっかりしているなどの特徴があります。また、お米は、抜いてみる
と根元に籾が付いています。
 
鳥に荒らされて、発芽していない箇所の補植です。播いているのは、早生種
の赤米ですが、早生種の場合は5月上旬まで、十分に間に合います。
籾を一粒づつ2,3センチ間隔に指で押え付けて播きます。
指で押え付けて、覆土します。
 
乾燥を防ぐために草を被せます。 発芽を促すため、水を撒きます。
 
除草完了です。 除草が終わったら、補いにぬかを撒きます。撒く量は籾だねの等倍から
3倍くらいで、状況で加減します。この作業は、朝露が付いているときとか、
雨が降っているときは、しないようにします。葉に付着して苗を損ねます。
 
長い草などを使って、お米に降りかかったぬかを払い落とします。 最後に、まだ、苗の根元に籾がついている状態で、鳥の害を受けるので、
鳥除け、小動物除けの枝を戻します。
 
完了です。 ゴマのばら蒔きです。
 
草の上から、ゴマの種をばら蒔きします。 鋸鎌の刃先が地面に入るくらいに、丁寧に草を刈って、その場に敷きます。
この作業で、ゴマの種が地面に落ち着くます。小麦のばら蒔きと全く同じ
方法です。
 
全体を刈ったら完了です。 ゴーヤの種播き(点播)です。
 
2条に株間35センチくらいに植穴を掘って、2粒播きました。 乾燥を防ぐために、草を被せます。完了です。
 
フダン草の筋蒔きです。まず、紐を引っ張って、 クワ幅に草を刈ります。
 
クワを使って、夏草の種混じった表土、草の根を削り取ります。 後ろに下がりながら、表面の土を削り取ります。
 
今度は、前に進みながら、2,3センチ耕起します。 宿根草の根があれば、取り除きます。
 
覆土の厚さを均一にするため、クワの裏面を使って、平らに鎮圧します。 覆土を取るため、サイドにクワの刃を入れます。
 
フダン草の種を播きます。 サイドにクワの刃を入れた、夏草の種の混じっていない、下の方の土を覆土
にします。
 
種の厚さくらいに、覆土します。 乾燥を防ぐため、鎮圧します。
 
最後に、乾燥を防ぐために草を被せてj完了です。