実地指導

2016年7月10日(日)の指導の一部です。

水田の草刈りです。
幼いお米の苗が草に負けないよう、草の生育を抑えるため除草します。除草
は1列おきにおこない、しばらくしたら残った列の草を刈るようにします。
幼いころは、面倒を見てあげて、最後は作物にまかせるようにします。
除草は、水が豊富にあって便利なところは、水位を落としてすると、作業が楽
ですし、茎からすぐに芽を出す草などを乾燥することができます。水の便が
悪い水田では水を張ったまま除草を行います。
除草は早生種で7月いっぱい。中・晩生種で8月10日くらいまでに作業を
終えるようにします。8月の幼穂形成の営みに入るまでの、この1カ月の手入
れが大事です。その後は何もせず、お米の足元に草がある状態にして、
生命活動を盛んにさせます。
稗等の草は、地上部スレスレに茎を残さず丁寧に刈ります。茎を残せばより
強靭になってすぐに生えてきます。ミゾソバ等の水草は表面に根を張って
いるだけなので、引っこ抜いて裏返します。株の周りの草は鋸鎌で刈りにく
ければ手で抜きます。
水の管理は、3〜5センチくらいの高さに水を張るよう水の出口で水位を
調整しますが、水は張りっぱなしではなく、水位が下がって溝に溜まるだけに
なったら、水を3〜5センチくらいに張るを繰り返します。水を張りっぱなしに
しないようにします。(自然農に切り替えた当初の田んぼでは水を張りっぱなし
で可)
 
一列置きの除草完了。 前日に脱穀した麦ガラを田んぼに戻します。
 
つるありインゲンの手入れです。 間に、種を取るために菊菜を残しておいたのですが、種取りにはもう少し
時間がかかりそうなので、刈ってしまいました。
 
もちトウモロコシの手入れ 2週間前に種を播いたトウモロコシが発芽しています。
 
すべての草を刈ると、乾燥しすぎるので、少し草を残します。 オクラ苗の定植。
 
草丈10cmくらいに草を刈ります。 紐を引っ張って、株間50cm〜60cmくらいに、2条に植穴を掘ります。
 
植え付け完了。 地這いきゅうりの点播。株間80cmくらいに植穴を掘ります。
 
4粒播きました。 ひとさし指で押え付けて、
 
覆土します。 草を被せて完了です。
 
ショウガの手入れです。 真ん中にショウガが何本か発芽していました。
 
かぼちゃ・冬瓜の手入れです。ウリバエ除けのあんどんの周りの草を刈って
あんどんを外します。
つるくびなんきんです。
 
こちらは、冬瓜ですが、つるが伸びていたので、その先の草を刈ります。 最後に、平畝全体に、補いに、ぬか・油粕半々を撒きました。、
 
トマトの支柱立て。しの竹を利用しています。
 
トマトの結束。8の字に結束します。結束の紐は、シーツの切れ端を
利用しています。
 
小豆の点播きです。 畝幅が狭いので、2条で、株間70cmくらいにちどりで播きました。
 
2粒播きました。 ひとさし指で押え付けます。
 
土を押え付けて 被せて完了です。
 
キャベツ・ブロッコリーの種まきです。まず、苗床の草を刈ります。
 
夏草の種の混じった表面の土を削り取ります。 もぐらの穴が走っていたので、深めに耕起しました。
 
平らに均したあと、クワの裏面を使って、鎮圧します。 鋸鎌の背面を使って、10cm幅に筋を引きます。
 
5cm間隔にキャベツ・ブロッコリーの種を播きます。 指で土を被せます。
 
手の平で押え付けます。 草を被せて完了です。
 
菊菜の種取りです。 里芋の土寄せです。
 
株元の枯草を取り除きます。 近辺の土をスコップで運んできます。土がなければ、畝の端の土をスコップ
で削り取ります。
 
土を上乗せして 草を被せて完了です。