川口由一さんの実地指導

2009年8月9日の指導の一部です。

水田最後の除草です。早生種では、7月いっぱい、中手種、晩生種では、8月10日くらいまで、遅くても盆までには、除草を終えるようにします。これ以降、稲は、幼穂を形成し、細根が横に張り出して、田んぼに入るとその根を阻害しますので、これ以降は田んぼに入らないようにします。幼穂を形成しだすと、扁平な茎が丸くなります。 この頃の除草の仕方ですが、いままでは、茎を残さないよう、地面すれすれに刈っていましたが、稲の根を傷めないのと、稲が大きくなって、もう草に負けないので、3cm〜5cmくらいの草丈で除草します。
 
左右の列も除草して、一度に3列を除草するようにし、できるだけ、根を傷めないようにします。
 
こちらは赤米ですが、、水の乗りが悪くて、あまり分藁していません。稲の足元まで光が届くため、すぐに草が生えてきますので、根元から除草しています。 右の列も除草します。
 
左の列も除草にて、一度に3列の除草をします。 先月播いた、小豆の除草です。来月までおいておくと、草にまみれますので、刈っておきます。
2週間前に播いた、キャベツの苗床の除草です。 きっちりと除草(抜取、切取)します。
 
補いに、ぬか、油粕半々を、苗の間に撒きます。 5月に播種した陸稲です。よく育っています。
 
つるありいんげんの種まきです。まず草を刈ります。いんげんは虫に食べられることがほとんどないので、草は根元から刈りました。 草を刈ったあと、紐を引っ張っります。
 
株間40cmで、鎌を使って、草の根を切り、植え穴を整えます。 いんげんの種を5cmくらい離して、2粒播きます。
 
指で、種を押さえつけて、埋め込みます。 手のひらで鎮圧します。
 
軽く草を被せて完了です。