川口由一さんの実地指導

2001年8月12日の指導の一部です。 

水田最後の除草です。この時期以降は、穂の出る時期となり、稲の根が横に張るようになり、田に入ると、根を痛める、受粉を阻害する等よくありません。 写真は、1ヶ月前に除草をしたきりで、その後除草を行っていなかったので、全面の除草を行っていますが、通常はこの時期は除草の回数をもう少し増やして、一度に全面は刈らない。
 
 
キャベツの植えつけ 除草を行ったあと、植えつけ場所にクワを入れて草の根を切り、植え穴を作る。 植え穴に水を入れる。植えつけ時には水は土にしみ込んでいる。
 
 
苗の植えつけ 植え穴に苗を置き、周囲の土に指を入れ、土を苗に寄せていく。 最後に補いにヌカを撒く。
 
 
じゃがいもの掘り取り。土が乾燥して硬いので、スコップを入れて掘り起こしてから、茎を引っ張る。 ニンジンとダイコンの種まき。左側ニンジン、右側ダイコン。クワで表面の土を削りとる。         
 
 
左側ニンジン クワで2〜3cm耕起し、土の表面をクワで平らに転圧する。その後種まき。 右側ダイコン クワを斜めにしてV字型に溝を掘る。その後種まき。 ニンジン 畝の真中にクワを入れて、表面の土ではなく、雑草の種のないその下の土を覆土とする。その後、乾燥を防ぐため表面を転圧する。
 
 
ダイコン クワを使って覆土。 植え幅が狭いので、足で転圧する。
 
 
補いにヌカを撒く。 最後に刈った草で覆う。けして土を見せない。