実地指導

2018年10月14日の実習の一部です。

本日は、稲刈りの実習です。まず、稲刈りの適期ですが、1本の稲穂(籾)
の軸の部分が先端から3分の2くらい黄土色に枯れてきて、1株の稲穂の
3分の2がそのような枯れた状態で、なおかつ水田全体の3分の2がその
ような枯れた状態になった時が、稲刈りの適期です。なお、田んぼの水は
1週間から1か月くらい前に切っておきます。
稲刈りは、右利きの人は、3、4列を右から左に、通常は稲株の大きさにより
2株から3株を刈ります。
今回、稲刈りした場所は、水口付近で、畝が高くなって水が乗らなかった
ため、分藁が悪く、6株以上刈る必要がありました。
 
稲刈りの、稲株の掴み方は順手で、株元から30cmくらい上の位置を
掴んで刈るようにします。
左手で掴める量を刈ったら、
 
左側に置きます。 次にまた、右から左に刈ったら、 
 
クロスに置きます。 さらに、刈って
 
真ん中において、1束とします。はざ掛けする時に、稲束を1:2に分けて掛け
ますので、この作業が必要です。
さらに刈って、稲束を並べていきます。次の列を並べる時は、人が通れ
るように、40〜50cm間隔をあけて並べていきます。
 
結束用の藁4、5本を斜めに置いていきます。 稲束の結束です。稲束の根元の方を右に、稲束と平行に立ちます。
 
稲藁4本くらいを、手の平を上にして、根元の方を右手に
持ちます。
右手を手前に、上から被せます。
 
持ち上げて、ひっくり返します。 時計周りに軽く締めます。
 
さらに、時計回りに手を交差させます。 左手小指側で押さえながら右手を持ち直して、
 
さらに時計回りに括っていき、 最後に。親指で押し込みます。
 
結び目の拡大です。 はざ掛けです。南北の方向に稲木を置き、稲木の足2本を1.5m〜2m間隔
くらいに置きます。
 
足を立てます。足は、平行に立てるのではなく、ハの字型に立てます。 小槌で打ち付けます。
 
稲木を乗せて、縄を1ヒロ(1.6mくらい)くらいに切り、足を括ります。
 
両端に支えの杭を打ち込み、縄で括ります。 稲束を1:2(手前が1)に分け、稲木に掛けます。次に逆方向に1:2に分け
次々と掛けていきます。結び目は外側にします。
 
このように交互に掛けていきます。
 
掛け終わったら、緩まないように2,3列前の数本の茎と手前の茎を結びます。 最後に、すずめ除けの糸を張って完了です。
 
ニンニクの植え付け。 ニンニクの種を一粒づつに分けます。
 
オクラの足元に、ニンニクの先が少し見える程度に、15cm間隔に植え
付けました。
小麦の苗代つくり。万願寺とうがらしの畝のあとに、小麦を苗代を作ります。
 
草を刈ります。 草の種の混じった表面の土を削り取ります。
 
次に、2,3センチ耕起します。 宿根草の根を取り除き、平らに均します。ます。
 
小麦の種を、1m×2m(2u)当たり、5勺をばら蒔きします。 2〜3cm間隔くらいになるように、小麦の種を播きます。
 
乾燥を防ぐため、草を被せます。 最後に、鎮圧して完了です。来月移植する予定です。
 
タマネギの苗床の補い。ヌカ、油粕半々を撒きました。この後、除草しました。 そら豆の植え付け。トウモロコシの畝の後に植え付けます。
 
冬場の寒さに備えて、風除けに、トウモロコシの茎を30cmくらい残しました。 株間50cmくらいに、3粒播きました。
 
人差し指で種を1cmくらい押し込んで、土を被せます。 青草を被せて
 
完了です。