川口由一さんの実地指導

2002年11月10日の指導の一部です。 

前月の稲刈りの復習です。前月と重複しますので、稲の束のくくりかただけ掲載します。ワラ3〜4本を手の平を上にして、右手は茎の方、左手は穂先の方を持ちます。 そのまま上の方からくくり、右手を持ち替えて、左手はそのままでくくります。写真と反対方向を向いてくくる場合は、右手は持ち替えません。
 
左手はそのままで、右手の茎の部分を1回転させ、最後に茎の部分を親指で中に入れ込みます。 足踏み式の脱穀機です。環境に影響を与えないものです。
 
 
脱穀中 脱穀が終わるとふるいにかけます。
 
 
ふるいにかけたものをござを4つ折りにして、箕に入れます。
 
 
唐箕で細かいわら等を飛ばします。 ふるいにかけた残りは、籾がいくらか残っているので、木槌でたたいて、再度ふるいにかけます。
 
 
脱穀した後のわらは田にばら撒きます。小麦が芽を出していても、その上から撒きます。
 
 
えんどうの種まき。株間を40センチにして、3〜5粒を播く。
 
 
たまねぎの苗の植え付け。15センチ間隔で植え付け。稲の植え付けと同じように植え付ける。 最後に、補いにぬか、油粕半々を撒く。
 
 
ニンジンの間引き。5cm間隔くらいに間引く。 市販の春に結球するきゃべつの植え付け。
 
 
水菜の植え付け。市販の苗を30cm間隔に植え付け。 補いに、ぬか、あぶらかす半々を撒く。