実地指導

2018年11月11日の指導の一部です。

先月に引き続き、稲刈りの実習です。
稲刈りは、右利きの人は、3、4列を右から左に、通常は稲株の大きさにより
2株から3株を刈ります。この場所は分藁が少なく、5株くらいを一度に
刈りました。
この稲は、籠(この)神社の御神米(赤米)で背が高いので、20cmくらい
高さのところで刈りました。
刈ったら、左側に置きます。
 
さらに、右から左に刈って、 クロスに置きます。
 
さらに、右から左に刈って、 最後に真ん中において、1束とします。はざ掛けする時に、稲束を1:2に
分けて掛けますので、この作業が必要です。
 
残りは、スタッフで手分けして稲刈りをしました。 結束用の藁を4本くらい置きます。
 
稲束の結束です。稲藁4本くらいを、手の平を上にして、根元の方を右手に
持ちます。
右手を手前に、上から被せます。
 
持ち上げて、ひっくり返します。 左手が手前になります。
 
時計回りに軽く締め付けます。 さらに、時計回りに括っていき、手をクロスさせます。
 
左手小指側で押さえて、右手を入れ替え、 最後に。右手親指で押し込みます。
 
結び目の拡大です。 参加者も結束の実習を行いました。
 
稲束の運び方です。左脇に8束、右手に3束持って運んでいます。 はざ掛け 稲束を1:2(手前が1)に分け、稲木に掛けます。
 
次に逆方向に1:2に分け掛けます。結び目は外側にします。 このように、交互に掛けていきます。
 
掛け終わったら、緩まないように2,3列前の数本の茎と手前の茎を結びます。 小麦のばら播きです。1アール(100u)当たり8合の割合で、
小麦を草の上から播きます。
 
小麦を播いたあと、草を丁寧に刈り、小麦の種を落ち着かせます。
この作業をすれば、後は、6月の収穫期まで何も作業をしません。
完了です。
 
麦、小麦の移植 先月播種した苗床です。手前が小麦で、
画面奥が裸麦です。
裸麦をお米の株の間に2株づつ植え付けました。
 
稲株を利用して、条間40cm、株間15cmに裸麦の苗を移植しました。 タマネギ苗の植え付け 里芋の後にタマネギを植え付けます。
 
里芋は、猿害にあって、あまり収穫がありませんでした。 紐を4条に張り、タマネギ苗を株間15cm間隔に植え付けました。
 
生姜の収穫 生姜の茎10cmくらい残して刈り、掘り上げました。
 
種生姜の上に新生姜が出ています。 種生姜と新生姜 種生姜は普通に土生姜として、新生姜は甘酢漬け等
の料理に使います。