川口由一さんの実地指導

2002年12月1日の指導の一部です。 

先月の脱穀の復習です。足踏み式の脱穀機で脱穀します。 箕で受けた籾をござの上でふるいにかけ、わら等を取り除きます。
 
ござを4つ折りにし、ふるいにかけた籾を唐箕のところに運びます。 籾を唐箕に入れます。
 
 
唐箕でわらを飛ばします。 脱穀した後のわらは、元の田んぼに戻します。
 
 
えんどうの植え付けです。株間40センチくらい。 豆は3〜5粒播きます。発芽しても間引きはしません。
 
 
たまねぎの植え付けです。水稲の裏作でたまねぎがよく育っています。 水田に高低があったので、平らに修正する作業です。普段はこのような作業はほとんどすることはないそうです。高い箇所の表面耕作土を横によけて、下の土を低い箇所に運びます。
 
 
平らになったので、小麦の種を播きました。草刈は最初に念入りにしています。小麦の撒く量は、1反当たり8升が目安です。
 
 
小麦を撒いた後、刈った草を被せます。けして土を見せてはいけません。 その後、脱穀したあとのわらをまきます。
 
 
さといもの種芋の手入れ。種芋用のさといもは、寒さでやられないように土を被せ、その上から枯れ草を被せ、その上からトタンで保護します。 キャベツの植え付け。昨日さといもを掘り上げたので畝を修正します。耕さないことが基本ですが、いたしかたないことです。
 
 
キャベツの苗の植え付け。 最後に、補いにぬか、油粕半々を撒きます。