川口由一さんの実地指導

2006年12月3日の指導の一部です。

稲木の下で、10月にばら播きしたチンゲン菜の緑が美しいです。 こちらは、先月ばら播きした、もち裸麦の発芽です。
 
畑の手入れです。これは、かぶらです。 根深ねぎです。
 
モロヘイヤの種取りです。モロヘイヤは、熱帯原産の野菜で、日本では、自家採種ができないといわれていますが、川口さんは3年前から自家採種しているそうです。 根元から10センチくらいところを切ります。
 
何本か束ねます。 春まで、軒下に吊って乾燥させておきます。実ははじけませんので、種まきするときに、種取りします。
 
たまねぎです。 補いに、ぬか、油粕半々を撒きます。均一に撒きます。
 
まん中は、だいこんのばら播き、両端は、ほうれん草とにんじんです。よく育っています。 根深ねぎの土寄せです。2ヶ月前に、くわ幅に掘って、そこに苗を植え付けています。まず、草を刈ります。
 
くわを使って、土寄せします。 こちら側も寄せます。
 
刈った草を被せ、裸土を見せないようにします。 できあがり。
 
ごぼうです。 にんにくです。
 
先月につづき、脱穀の実習です。足踏み式脱穀機です。 足踏み式脱穀機は、2人用で、1人でも使用できますが、写真のように、2人で踏んで、1人が脱穀し、他の1人は稲束を手渡すようにすると、効率よく脱穀できます。
 
脱穀機にかけた後は、とおし(ふるい)にかけます。 同、
 
大き目の、稲藁を取り除きます。 箕で掬い取ります。
 
唐箕に入れます。 ござに残った分は、4つ折りにして、箕に移します。
 
最初に片側を2重折りにします。 もう片側を被せて、4重にします。
 
両側の3重の部分を持ちます。 箕に移します。この後、唐箕に入れます。このござから直接唐箕に入れても可です。
 
唐箕にかけて、わらくずを飛ばします。
 
脱穀完了です。 とおし(ふるい)にかけた後の、藁には、籾が結構付いていますので、槌で叩いてもみを落とし、、再度とおしにかけます。
 
脱穀した後の藁は、田んぼに返します。ここは、麦が発芽していますが、その上から撒きます。 藁を田んぼに帰した状態。