川口由一さんの実地指導

2011年12月4日の指導の一部です。

10月に水田に播いた裸麦が育っています。 こちらは、11月に播いた小麦です。ここ赤目では、麦・小麦の種まきの適期は
11月ですが、種まきは、10月、12月でも可です。
 
麦・小麦は湿気を嫌いますので、水の出口の溝を切って、排水を図ります。 完了
 
籾摺りをした後の、籾殻を小麦の生えた田んぼに戻します。この時期の小麦は
踏みつけても大丈夫です。
モロヘイヤの種取りです。束ねて軒下に吊っておきます。
 
先月植え付けた、玉ねぎの手入れです。玉ねぎは背丈が低いので、
こまめに除草が必要です。
農的生活から出てくる油粕、ぬかを補いとします。補いに、油粕・ぬか半々を
撒きます。
 
つるありいんげんの収穫です。さやを食べる時期は過ぎていますが、豆を煮豆
として食べることができます。つるありいんげんは、春から種を播いても収穫
できますが、暑くなると生育が悪く、8月末に播くと秋にいちばんおいしい
インゲンが収穫できます。種を取るのは、この時期では遅すぎ、8月初めに
播いたものがいい種が取れます。
ニンジンの間引きです。10cm間隔ぐらいに間引きしました。
 
チマサンチュの苗の植え付けです。まず草の茎を残さないように丁寧に草を
刈ります。
紐を引っ張って、株間30p間隔ぐらいに植え付けます。
 
鋸鎌で植穴を掘ったところに、植え付けます。 周囲の土を寄せて
 
軽く押さえ付けて、最後に周囲の草を寄せます。 補いの仕方その1、スポット的に撒く場合。苗から10〜20cmくらい離れた
ところに、軽く一握り油粕・ぬか半々を施します。
 
同、この後、草を被せます。 補いの仕方その2、苗から少し離れたところにばら撒きます。
 
先月、モロヘイヤの足元に播いたエンドウの芽が出ています。ここにも、油粕・
ぬか半々の補いを施します。モロヘイヤの株はエンドウが絡まって上に伸びて
いくように、残しています。
先月、イチゴの移植が完了できなかったので、今月もおこないました。
イチゴは親株からランナーが伸びて子株が出来、その先に孫株ができ、
その先にひ孫株ができます。子株はなりが悪いので、孫株、ひ孫株を移植
します。
 
イチゴの苗の植え付けです。 フキの手入れです。草の茎を残さないように刈ります。