実地指導

2014年12月7日の指導の一部です。

先月に引き続き、今月も脱穀の実習を行いました。 足踏み式脱穀機に、籾が飛び散らないように幌を被せます。
 
二人で脱穀をすると作業がはかどります。 箕にたまった籾
 
大きな藁屑を取り除くため、篩にかけます。 同 一人で篩にかける場合は、腰に負担がかかりますので、片側を紐で
吊って行うと、楽にできます。
 
ござの籾を箕に移すときは、 ござを2重におって、
 
さらに反対側をおって、上を3重にして、 箕に移します。
 
篩にかけた藁屑に籾が少し残っているので、槌で叩いて落とします。 再度、篩にかけます。
 
次に、唐箕にかけて、藁屑等を飛ばします。
 
右側は実入りのいい籾、左側の2番桶には軽い籾、粃(しいな)が出てきま
す。
 
唐箕かけ完了 次に、袋に移して
 
完了です。 11月にばら播きした小麦の発芽状況です。
 
こちらは、10月にばら播きした、裸麦です。 先月に引き続き、小麦のばら播きをします。小麦の播種の適期は11月です
が、12月上旬まで播くことができます。今回は、イノシシに荒らされて凸凹
になっているので、先に草を刈って、凸凹を修復してから小麦の種を播くよう
にしました。
 
まず、イノシシに荒らされて、凸凹になっていますので、平らに均すため、
草を刈って外に出します。
 
溝もイノシシに荒らされて埋まってましたので、紐を引っ張って溝を修復
します。
修復しもって、溝の土を畝の凹んだところに運びます
 
クワを使って、平らに均します。 小麦の種を播きます。播く量は100u当たり8合です。
 
ここで育った稲わらを戻します。土が湿って長靴にくっつくので、藁を草より
先に撒きました。
最初に外に出した草を戻します。
 
完了。 たまねぎの移植です。通常は11月中に行ないますが、苗が手に入りました
ので移植しました。
 
草を刈って、モグラ穴を足で踏んでつぶしてから 草を戻して
 
4条に植え付けました。株間10〜15cm、植え付けの深さは、霜柱に持ち
上げられるのを考慮して、3cmくらいにしました。
移植完了。
 
最後に、ぬか、油粕半々を補い完了です。 実習畑  先月点播したエンドウの発芽がそろっていなくて、欠株もあった
ので、発芽の少ないところに再度種を播きました。