川口由一さんの実地指導
2004年2月8日の指導の一部です。
2月は、赤目自然農塾の1年の始まりの月です。お世話をするスタッフの方の紹介です。この1月から5名の方が新たにスタッフに加わり、川口さん以下27名の体制になりました。 | クワの種類ですが、柄の角度が45°、60°、90°位と3種類くらいあるが、45°のクワは、畝を作るときの溝掘り用で、90°位のは開墾用です。60°の角度のクワが万能で使いやすいものです。 |
60°の角度のクワ使用しているところです。 | スコップは木の柄のものと、金属の柄のものがあるが、木の柄のものが使いやすいものです。 |
のこぎり鎌はステンレス製はすべって刈りにくいので、鉄製のものにします。はがねのものは少し高価になりますが、長持ちします。 | 冬場の畑の手入れです。田畑から出たぬかや油粕を補いに撒きます。 |
6月に収穫するきゃべつにも撒きます。昔の農家は菜種油を自家採取していたので、生活の中から油粕が出てきたそうです。それを撒きます。 | そらまめにも撒きます。 |
畝の修復です。形が歪なので、畦をやり直しします。 | 紐を引っ張って畦をやり直します。左側は、水田で、右側は畑にします。 |
同 | 畑の溝を掘ります。畑の畝に土を乗せてかまぼこ状にします。溝幅は畝を高くするために少し広い目に掘ります。 |
同 | 水田の低いところに土を敷いて、高低を修正します。 |
同 | 草を被せます。 |
畑の畝の土を砕きます。 | かまぼこ状にするため、周囲を少し低くします。 |
ぬか、油粕半々を撒きます。 | 草を被せます。 |
畑の作業終了。 | 水田の作業終了。 |
果樹(カキ)の植え付け。 | 果樹の植え付け時期は、常緑樹で4月、落葉樹で12月、1月が適期です。 |
このカキの木は、接木で、植え付ける場合は、接いだ部分が土から出るように植え付ける。 | 根は、360°に広がるように植え付ける。 |
同 | 乾燥を防ぐためにわらを敷いて、支柱を立てて完了。 |