川口由一さんの実地指導

2005年5月8日の指導の一部です。

たまねぎの除草です。水田で水稲の裏作で育てているたまねぎです。たまねぎは丈が低いので、何回も除草が必要です。 先月も行った苗代の復習です。今年は、上の田、奥の田の塾生の苗代が、なにかの獣に荒らされ、また、オケラにも食べられたようで、うまく育っていない所が多く、5月でも間に合う、早稲種の赤米、黒米の苗代の作り方の実習を行いました。
表面の土を削り取り、草の根、夏草の種を取り除きます。 土が固い場合は、2,3センチ耕起します。
 
平らになるように鎮圧します。 早稲種の籾を撒きます。
 
籾の間隔が2,3センチ間隔になるように丁寧に作業します。 覆土する土は、先月掘り上げた土を利用しましたが、夏草の種が付いていない、表面の土を取り除いた部分を覆土に使用します。
 
籾が隠れる程度に覆土します。 乾燥を防ぐために鎮圧します。
青草を被せます。 最後に、ネコ等の小動物除けに笹を被せます。
 
先月作った苗代の除草です。 除草が終わったら、ぬかを撒きます。この日はぬかがなかったので、代わりに油粕を撒きましたが、水田から採れるぬかの方がベターです。
 
陸稲の直播です。筋播きです。くわ幅に表面の土を削り取って、草の根、夏草の種を取り除きます。 2,3センチ耕起します。
 
 
平らになるように鎮圧します。 籾を播きます。(2,3センチ間隔)
 
覆土する土を取るため、サイドにくわを入れます。 下の方の夏草の種の混じっていない土を覆土にします。
 
覆土します。 乾燥を防ぐため鎮圧します。
 
草を被せます。 陸稲の線まきです。V字型にくわを入れて、表面の土を取り除きます。
 
籾を線状に播きます。 くわを使って覆土します。
 
鎮圧します。 草を被せます。筋播きと比べたらかなり荒っぽい播き方です。
 
先月播いた陸稲にぬかがなかったので、油粕を撒きます。 じゃがいもの芽かきです。2本を残して、それ以上の芽は引っこ抜きます。芽が多いと小さないもがいっぱいできます。
 
とうもろこしの種播きです。30cm間隔くらいで2粒播きます。芽がでてきたら1本に間引きします。 つるなしいんげんの種播きです。30cm間隔くらいに2粒播きます。間引きは必要ありません。
 
しょうがの植え付け。50〜60グラムくらいに切るか折ります。 横向けに植え付け、4〜5センチ覆土します。