実地指導

2017年5月14日の指導の一部です。

先月の集合日と3週間前の臨時集合日に籾降ろししたお米の苗代の
除草です。放っておくと、草が占領して、お米の苗が草に圧倒されます
ので、大切な作業です。
鳥除け、小動物除けに被せた木の枝を取り除きます。
 
先月の集合日の苗床は、お米が2、3cm程に発芽しています。
雑草を手抜きします。お米と雑草の区別は、その姿で覚えるようにしますが、
姿のよく似た稗と比較すると、稗は指で触ると茎が柔らかですが、お米は、
堅くてしっかりしているなどの特徴があります。また、お米は、抜いてみる
と根元に籾が付いています。
 
除草完了。 除草が終わったら、補いにヌカを撒きます。撒く量は籾だねの等倍から
3倍くらいで、状況で加減します。この作業は、朝露が付いているときとか、
雨が降っているときは、しないようにします。葉に付着して苗を損ねます。
 
ヌカがお米の葉に少し乗っかっていますので、棒あるいは手の平で
払い落します。
こちらは、3週間前の臨時集合日に播いたお苗床ですが、オケラに食べら
れて、発芽していない箇所があったのでの補植しました。籾を一粒づつ,
3センチ間隔くらいにに指で押え付けて、あと覆土します。
 
最後に、まだ、苗の根元に籾がついている状態で、鳥の害を受けるので、
鳥除け、小動物除けの枝を戻します。
苗床の除草完了です。
 
オクラの点播きです。株間50cm間隔くらいに植穴を掘ります。 鋸鎌で十分に土をほぐし、宿根草の根があれば、取り除きます。
 
十分に押え付けます。 オクラの種を5粒播きました。
 
1cmくらいの深さに埋めて 草を被せて完了です。
 
スイカの点播きです。鞍を築く場所の草を刈ります。
スイカなどのウリ科は、湿気に弱く、平畝に植え付ける
場合は、周囲より高く土を盛る(鞍を築く)必要があります。
溝の土を掘って、鞍築きに使用します。
 
溝の土を下ろします。 土をほぐし、鞍の形に整えます。
 
クワを使って、鎮圧します。 スイカの種を7粒播きました。
 
人差し指で押え付けて、埋め込みます。 草を被せて完了です。
 
夏野菜の、苗床作りです。 苗床の大きさに草を刈ります。
 
クワを使って、夏草の種の混じった表面の土を削り取ります。 次に、2,3センチ耕起します。
 
宿根草の根を取り除きます。 クワの裏面を使って、鎮圧します。
 
鋸鎌の背を使って、10cm間隔に筋を引きます。 黒ナス、中長ナス、ピーマン、万願寺とうがらし、中玉トマト等の種を
5cm間隔に播きました。
 
親指と人差し指でつまんで、土を被せます。 種を播き終わったら、手の平で押え付けて鎮圧します。
 
最後に草を被せて完了です。 トマト苗の植え付けです。この苗は、スタッフが育苗したものです。
 
草は刈らずに、踏み倒して植え付けました。 紐を引っ張って、
 
株間50cmくらいに、植え付けます。 植穴を掘って
 
周囲の土を苗に寄せるようして、植え付けます。、 完了です。
 
最後に、支柱を立てました。このままだと倒れやすいので、苗が大きく
なったときに、補強するそうです。
ジャガイモの芽欠きと土寄せです。ジャガイモの芽は2本にします。
それ以上は引っこ抜きます。
 
用意した土を根元に被せます。土寄せをしない場合、地面に露出した部分が
日光で緑化してソラニンという毒が発生します。
除けた草を被せて完了です。