川口由一さんの実地指導

2006年7月29日の臨時集合日の指導の一部です。

この日は、韓国のテレビ局の撮影がありました。マイクを握っているのは、チェさんで、川口さん著書の「妙なる畑に立ちて」を韓国語に翻訳された方です。左の3人の方は、テレビ局の方です。2日前から川口さんの巻向の田畑を撮影されているそうです。 水田の草刈りです。水田の草刈りは、8月10日くらいまでに済まします。早稲種の場合は、7月いっぱいまでに済ませます。それ以降は、稲は、幼穂を形成しだし、広く根を張り出しますので、水田に入ると根を傷め、生育を阻害します。
 
除草は、茎と根の接点を刈るようにします。茎と根の接点を刈ると、もうそこからは、草は生えてきません。少し上だと、芽が出てきて、さらに強固に根を張るようになります。みぞそば等の茎の途中から根を張るような草は、引っこ抜いて、ひっくり返しておきます。その場合は、できれば水位を下げて2,3日乾燥した状態にして、枯らすようにします。 小豆の植え付けです。くわで上穴を掘ります。株間は30〜40cmくらいです。
 
小豆を2粒播きます。 覆土をしてから、草を被せておきます。
 
モロヘイヤの手入れです。モロヘイヤは40cmくらいの高さで摘芯して、わき芽を多く出すようにします。 さつまいもの手入れです。つるを返して、茎の途中からさしている根を切ります。周りの草は刈っておきます。
ブロッコリー、キャベツの種まきです。苗床を作ります。まず、草を刈ります。 草の種の混じった表層の土を削り取ります。
 
2,3センチ土をほぐします。 平らにします。
 
くわを使って、鎮圧します。 5センチ間隔くらいになるように種を播きます。
 
別の場所から覆土を取ります。この場合も、草の種の混じった表層の土は避けます。 種が見えなくなる程度に、均一に覆土します。
乾燥を防ぐために鎮圧します。 最後に草を被せます。