実地指導

2017年7月23日(日)の指導の一部です。

水田の草刈りです。
2週間前に1列おきに刈った残りの列の草刈りを行いました。
除草は早生種で7月いっぱい。中・晩生種で8月10日くらいまでに作業を
終えるようにします。それ以降は8月の幼穂形成の営みに入るので、
何もせず、お米の足元に草がある状態にして、生命活動を盛んにさせます。
稗等の草は、地上部スレスレに茎を残さず丁寧に刈ります。茎を残せばより
強靭になってすぐに生えてきます。ミゾソバ等の水草は表面に根を張って
いるだけなので、引っこ抜いて裏返しますが、この日は、水が少なく、
田んぼに水が乗っていなかったので、ミゾソバも地上部スレスレに刈りま
した。株の周りの草は鋸鎌で刈りにくければ手で抜きます。
水の管理は、3〜5センチくらいの高さに水を張るよう水の出口で水位を
調整しますが、水は張りっぱなしではなく、水位が下がって溝に溜まるだけ
になったら、水を3〜5センチくらいに張るを繰り返します。水を張りっぱなし
にしないようにします。(自然農に切り替えた当初の田んぼでは水を張りっ
ぱなしで可)
刈った草は、株の傍に敷かずに、株周りの土は、見える状態にしておきます。
地温の上昇が図られ、分藁を促進すると思われます。
 
一列置きの除草
 
完了 畦豆周囲の草刈り
 
オクラの手入れ 今後、雨が少なく乾燥すると思われるので、草は根元から
刈らずに、10cmくらい残して刈りました。
完了
 
ミニトマトの手入れ 脇芽を摘みます。
 
スイカの手入れ 周囲の草を刈ります。つるの伸びて行くところは、地面すれすれに、その他は
草丈10cmくらいに刈りました。
 
里芋の手入れ 草丈10cmくらいに刈りました。
 
ゴボウの手入れ 2週間前に草刈りをする予定が、できなかったので、
すごい草の状態になってしまいました。
完了
 
イチゴの手入れです。 完了 9月になったら、ランナーから出た孫株を移植して苗を育てます。
 
冬瓜、かぼちゃんの手入れです。 周辺の草を刈ります。
 
さつまいもの手入れ つる返しをして、草を根元から刈ります。 ゴマの手入れ
 
トマトの結束