実地指導
2018年7月22日(日)の指導の一部です。
水田の草刈りです。 2週間前に1列おきに草刈りを行いましたが、次に来るのが、3週間後で、 その間に草がかなり伸びるので、この日は、一度に3列を全面刈りしました。 除草は早生種で7月いっぱい。中・晩生種で8月10日くらいまでに作業を 終えるようにします。それ以降は8月の幼穂形成の営みに入るので、 何もせず、お米の足元に草がある状態にして、生命活動を盛んにさせます。 稗等の草は、地上部スレスレに茎を残さず丁寧に刈ります。茎を残せばより 強靭になってすぐに生えてきます。ミゾソバ等の水草は表面に根を張って いるだけなので、引っこ抜いて裏返します。株の周りの草は鋸鎌で 刈りにくければ手で抜きます。 水の管理は、3〜5センチくらいの高さに水を張るよう水の出口で水位を 調整しますが、水は張りっぱなしではなく、水位が下がって溝に溜まるだけ になったら、水を3〜5センチくらいに張るを繰り返します。水を張りっぱなし にしないようにします。(自然農に切り替えた当初の田んぼでは水を張りっ ぱなしで可) |
一度に3列を刈ります。左側の列を刈ります。 刈った草は、株の傍に敷かずに、株周りの土は、見える状態にしておきます。 地温の上昇が図られ、分藁を促進すると思われます。 |
真ん中の列を刈ります。 | 右側の列を刈ります。 |
全面刈り完了です。 | 畦豆周囲の草刈り |
小豆の播種。植穴を少し深めに掘ります。 | 小豆2粒を播きます。 |
深い目に播きました。 | 人差し指で埋め込みます。 |
枯草を被せて完了です。小豆は倒れやすいので、茎が伸びてきたら、 掘り上げた土を、土寄せします。 |
オクラの手入れ 乾燥を防ぐため、草は根元から刈らずに、 10cmくらい残して刈りました |
万願寺とうがらしに支柱を立てました。 | トマトの手入れ 脇芽積みと伸びた茎の結束をしました。 |
ブロッコリーの苗床作り まず、草を刈ります。 | クワで草の種の混じった表面の土を削り取ります。 |
次に、2,3センチ耕起します。 | 宿根草の根があれば、取り除きます。 |
平らに鎮圧します。 | 鋸鎌の背を使って、10cm間隔くらいに、筋溝をつけます。 |
ブロッコリーの種を株間5〜7cm間隔くらいに播きます。 | 親指と人差し指でつまんで、土を被せ、手の平で鎮圧します。 |
同 | 乾燥を防ぐため草を被せます。 |
モグラの侵入防止用にトタン板を打ち込むため、スコップの刃を入ます。 | 乾燥を防ぐため、草の上から鎮圧します。 |
水をたっぷり与えます。 | 最後の、モグラの侵入を防ぐため、トタン板を打ち込んで |
完了です。 |