川口由一さんの実地指導

2002年7月13、14日の指導の一部です。 

7月13日(土)撮影 室生山荘で1ヶ月間乾燥させた小麦の脱穀です。この動力脱穀機は川口さんの家のもので、昭和35年製ものだそうです。穂刈りした小麦もすばやく脱穀します。足踏み式の脱穀機では、1日でみんなの小麦を脱穀できないので、使っています。 7月13日(土)撮影 唐箕を使ってわらくず等を飛ばします。このあと、製粉機を使って小麦粉にしました。
 
7月14日(日)撮影 水田の除草です。2週間前に1列置きに川口さん他スタッフの方で刈ったそうで、この日は残りの半分を除草しました。虫達小動物が営めるよう、一度に全部を刈らないことが大切です。 小麦のワラくずを撒いています。これは、室生山荘で小麦を脱穀したときにでたもので、田んぼに帰してやります。
 
 
里いもの手入れです。これも2週間まえに半分草刈をしてますので、残りの草を刈ります。 里いもの土寄せ。里いもは親いもの上に子いもが付きますので、子いもを肥大させるには、土寄せが必要です。溝の土を里いもの根元に置きます。
 
 
キャベツとブロッコリーの種まき。昨日この場所でじゃがいもを掘り上げました。土に青草が混じっていますので、取り除きます。 土面をくわの裏で転圧し表面を平らにした後、画面下にブロッコリーのバラ撒き。画面上にキャベツのすじまき(2〜3cm間隔)を行います。
 
 
ブロッコリーの種を撒きます。 キャベツの種をすじまきします。
 
 
覆土をします。2〜3ミリ程度。 乾燥を防ぐため、くわの裏を使って転圧します。
 
 
補いにヌカと油カスを半々に混ぜたものを薄く撒きます。 最後に、草を敷きます。土を見せないことが大切です。
 
 
じゃがいもを掘り上げたあと、いんげん豆を撒きます。草を敷いた後、くわを使って植え穴を掘ります。 1箇所に2粒撒きます。横の畝で、かぼちゃが育っています。手前が日本かぼちゃ、奥が西洋かぼちゃです。
 
 
さつまいものつるさし。つるの3分の2の位置まで斜めに植え付けます。 草は生えたままで、つるを植え付けます。(土の乾燥を防ぐ。)つるが根付いたら、周りの草を刈ります。