川口由一さんの実地指導

2004年7月10日、11日の指導の一部です。 

7月10日(土) 室生山荘での麦の脱穀です。先月穂刈りした小麦、はだか麦を1ヶ月間、山荘の倉庫内で乾燥させたものを、川口さんの動力脱穀機で脱穀します。麦を根元から刈って、足ふみ式脱穀機でも脱穀できますが、時間がかかりますので、赤目では毎年、動力式脱穀機を使っています。 脱穀した小麦、はだか麦を唐箕を使って、麦わら等を飛ばします。そのあと、製粉機で粉にします。
 
7月11日(日) 水田の除草です。1列置きに除草します。ここ赤目では、1ヶ月に一度しか来れませんので、この後、後の列も刈りますが、普通は、刈った列の草が生えてきた頃に他の列を刈るようにします。水田を無数の動植物の生命の営みの場とします。草の刈りかたは、稗等の根を深く張る草は、土すれすれの根元から刈ります。ミゾソバ等の茎の節々から根を出すような草は、ひっこ抜いて、裏返しにして、その場に敷きます。 欠株の補植です。この場合は、分結が遅れていますので、2本植えしました。
 
もぐらの穴の修復です。もぐらが通ったと思われるところにスコップを入れます。 スコップを入れたあと、かかとで強く踏みつけて、穴をふさぎます。
 
室生山荘で麦の脱穀をしたあとの、麦わら等を水田に戻します。上からばらまきます。 畑の手入れ。1ヶ月に一度しか来れませんので、この時期は草がすごくのびて、辛いものがあります。
 
 
さつまいもの植え付けです。先月に続いて、福岡の松尾さんが苗を送ってくれました。つるの3分の2くらいをななめに土の中に植え付けます。 つるが60センチくらいで長すぎる場合は、半分に切って2箇所に植え付けます。
 
かぼちゃ、まくわうりの畝の除草です。 除草完了です。
 
とうもろこし、だいこん、ごぼうの畝の除草です。
モロヘイヤの畝の除草です。