川口由一さんの実地指導

2008年8月10日の指導の一部です。

水田の最後の除草です。水田の除草は、黒米、赤米などの早生種では、7月下旬までに、トヨサトなどの中性種では、8月10日くらいまでに、晩生種では、盆までに行うようにします。その時期を過ぎると、稲は幼穂を形成しだし、根が横に伸びてくるため、田んぼに入ると、根を痛め、稲の生育を阻害します。そのため、これ以降は、田んぼに入らないようにします。 この実習田(品種:トヨサト)では、2週間前に1列置きに除草しており、やり残した列を除草しました。除草の仕方は、いままでは地面ぎりぎりに刈っていましたが、この時期になると稲の根が横に張り出してくるため、枯草を動かさないように、その上から刈るようにします。
 
4m置きに区切った溝の部分の除草です。
 
完了。草の生育を抑える作業は、これが最後で、この後は、稲が草に負かされない勢いとなり、稲の足もとに草がある状態となります。 つるありいんげんの種まきです。この場所は、稲の苗代を作った場所です。まず、草を刈ります。
 
表面がでこぼこなので、高い所を削って低い所に土を移動します。
移動した土を砕いて、かまぼこ状に整えます。 こちらも、かまぼこ状に整えます。
 
株間40センチくらいに、クワで植穴の印をつけていきます。 クワを使って、植穴の宿根草の根を切っています。左は、鎌で根を切っているところです。
 
鎌では、なかなか宿根草の根が切れないので、スコップで根を切っています。 つるありいんげんの種を3粒播きます。芽がでても間引きはしません。
 
同  指で1センチくらい土の中に押し込んで、土を被せ、乾燥ぎみのため、さらに1センチくらい土を被せ、2センチくらいの覆土にしました。
 
草を被せます。種の播いたところは、薄く草を被せるようにします。 最後に、種を播いたところは避けて、補いに、ぬか、油粕半々を撒きます。
 
キャベツの苗床つくりです。ブロッコリー、カリフラワーも同じ方法で苗床を作ります。 まず、草を刈ります。
 
草の種が混じった表面の土を、クワを使って削り取ります。 表面の土を削り取ったら、2、3cm耕起し、土を柔らかく、また、モグラの穴を修復します。
 
細かく、砕いて、平らにならします。 クワの裏を使って鎮圧し、でこぼこをなくします。こうすることによって、覆土を均一にすることができます。
 
キャベツの種を播きます。種と種の間隔は5〜7cmくらいが適度ですが、この場合は、3cm間隔くらいに播き、密に発芽した場合は、間引くことにしました。 覆土の土を用意します。サイドの表面の土を削り取って、下の土をほぐして、覆土にします。
 
薄く覆土します。 乾燥を防ぐため、クワを使って鎮圧します。
 
草を被せます。
 
最後に、水をたっぷり撒きます。水は、撒いても、撒かなくてもよく、もし、撒く場合は、たっぷりと撒くようにします。ここしばらく雨が降っておらず、土が乾燥していて、水を撒くことによって、早期に、均一に発芽させることができます。 人参の条播き(筋播き)です。まず、クワ幅より少し広めに草を刈ります。
 
クワ幅に、草の種の混じった表面の土を削り取ります。 2、3cm耕起します。
 
平らにならします。 クワの裏を使って、鎮圧します。
 
種を播きます。
 
覆土用の土を取るため、サイドにクワを入れてます。 草の種の混じっていない下の方の土を取って
 
覆土します。 覆土が終わったら、クワを使って、土を取ったサイドを修復します。
 
乾燥を防ぐために、鎮圧します。 青草を刈って、
 
上に被せます。 最後に、補いに、ぬか、油粕半々を種にかからないように筋播きに沿って撒きます。