川口由一さんの実地指導

2002年9月8日の指導の一部です。 

水稲の谷側の1列がめい虫が発生して枯れていました。めい虫は年3回孵化して広がりますので、初期に茎が黄色く枯れ、オガクズのようなものが付いていれば、めい虫ですので、指でつまんでつぶして、被害の拡大を防ぐようにします。めい虫の被害は、放っておいても、水稲の一部がやられますが、全体がやられることはありません。 二十日だいこんの種まきです。草の生えた、その上から種を撒きます。
 
種を撒いたら、草を刈ります。 草を刈ると、種が地表に落ちます。刈った草はその場に敷いておいて完了です。
 
 
ニンジンの種まきです。糸を引いて、くわ幅の20cm幅に草を刈ります。 表面の土を削り取ります。(草の種を取り除くため。)
 
 
3cm〜4cm土を掘り起こします。その後草の根を取り除きます。 くわの裏を使って転圧し、平らにします。(土の乾燥を防ぐためとでこぼこな状態で種を撒かないようにするため。)
 
 
ニンジンの種をすじ撒きします。ニンジンの種は皮を被っているため発芽しにくい。 くわを斜めに入れて、くわの下の土を覆土にします。
 
 
覆土をします。 乾燥を防ぐためにくわの裏を使って転圧します。(ニンジンは湿り気を保たなければ、発芽しない。)
 
 
草を被せます。 最後に、補いとして米ぬか・油かす半々をまく。
 
 
ダイコンの種まき。糸を引き、草を刈ります。今回は殻に入ったままの種をそのまま撒きます。1センチ間隔くらいに殻を埋めていきます。 薄く草を被せます。
 
 
室生山荘ででた生ごみをまきます。生活からでた生ごみは、このように上からばら撒きします。 はくさいの点播。まず、草を30cm間隔くらいに刈ります。
 
 
5粒くらい点播します。 周りの草を上部を刈って被せます。