川口由一さんの実地指導

2012年9月9日の指導の一部です。

赤米の穂が美しい姿をしています。一昨年、イノシシの害で稲が全滅しま
したので、昨年からイノシシが嫌がるノギのある赤米を栽培しています。
来月の集合日に、少し早いですが稲刈りをします。
足元にたくさんの命が生きている所で、お米が健康に育っています。
 
里芋です。足元の草は刈らずにこのままにしておきます。 先月種を点播した白菜の手入れです。草を刈って、欠株になったところを
補植します。
 
欠株のところに植穴を掘ります。 複数生えているところの苗を移植します。
 
オクラに付く虫の捕殺です。見つけたらつぶします。 こちらは、ゴマに付く芋虫の捕殺です。
 
ゴマの収穫です。この日は、ゴマの収穫には早すぎますので、後日収穫する
ようにします。適期は、下の実の方から枯れてはじけてきますので、下から
3つ4つこげ茶色に変色したら収穫します。
刈ったら、葉っぱをちぎります。先端は未熟なので、ちぎります。
 
この状態で、ござの上で直射日光に当てて地干しします。実がこげ茶色に
変色して乾燥したら、米袋に入れて叩いて、実を取ります。
菊菜のばら蒔きです。場所がなかったので、オクラを刈って、そこにばら蒔き
しました。
 
草を刈ります。 草の種の混じった表面の土、草の茎などを削り取ります。
 
2,3cm耕起して、土を平らに均します。
 
平らに均しました。 普通は、この後鎮圧して種を播いて、覆土しますが、今回は、覆土を省略する
方法で行いました。鎮圧せずに、菊菜の種をばら蒔きします。
 
鋸鎌の背でトントンと叩いて、種が土に隠れるようにします。 その後、乾燥を防ぐため、クワの裏面を使って鎮圧します。
 
鎮圧完了 草を被せます。
 
完了です。 とうがんの収穫です。
 
白く粉がふいてきたら収穫時です。 先月ニンジンの筋蒔きの実習をしましたが、適期ではなかったのでほとんど
発芽していませんので、再度、筋蒔きします。
 
クワを使って表面の土を削り取った後、2,3cm耕起します。 鎮圧します。
 
ニンジンの種を播きます。 覆土用の土を取るため、サイドにクワの刃を入れます。
 
中の方の、草の種の混じっていない土を覆土にします。ニンジン種が見えなく
なる程度に覆土します。
覆土完了。
 
乾燥を防ぐため、鎮圧しました。 青草を被せて完了です。
 
こちらは、大根の筋蒔きですが、同時進行だったため、写真が撮れませんで
した。詳しくは2年前の9月の実地指導をご覧ください。
補いににぬか、油粕半々を大根の種にかからないように撒きました。