川口由一さんの実地指導
2010年12月5日の指導の一部です。
先月と同様、脱穀の実習です。 | 二人で脱穀機をこいで、一人が稲束を手渡すと効率よく作業が進みます。 |
ある程度、籾を脱穀したらほろを外します。 | 篩にかけ、大きな藁屑を取り除きます。 |
篩にかけます。一人で篩にかけるときは、腰に負担がかかりますので、一方を紐で吊るして行うようにします。詳しくは、平成19年12月の実地指導をご覧ください。 | 一旦、箕に入れます。 |
篩にかけた、藁屑にまだ籾が少し残っているので、 | 槌で叩いて、籾を落とします。そして再度篩にかけます。 |
唐箕に籾を入れます。 | 唐箕にかけ、細かい藁屑等を飛ばします。 |
唐箕をかけ終わったら袋に詰めます。 | こちらは、11月に播いた裸麦です。 |
小麦の種播きです。小麦の種播きは11月が適期ですが、12月初旬でもギリギリ間に合います。 イノシシに稲を倒されたままになっており、また、掘られて凸凹の箇所がありますので、まず、倒れた稲を刈って、外に出します。 |
イノシシに掘られて、凸凹になったところを修復します。 |
同、 | 小麦の種を播きます。播く量は、1反当たり8升、100u当たりだと8合です。 |
種を播いたら、冬草の茎を残さないように丁寧に鋸鎌で刈ります。この作業で、草刈りを兼ねて種を落ち着かせます。 | 最後に、最初に刈って外に出しておいた稲藁を被せます。 |
完了。これで、6月の収穫までなにもしません。 | たまねぎの補いです。ぬか、油粕半々を全体にふり撒きます。 |
サニーレタスの移植です。9月にばら播きしたサニーレタスが育っていましたが、イノシシに荒らされましたので、畝の凸凹を修復して、密に生えているところから移植することにしました。まず、草を刈ります。 | 草刈り完了。 |
凸凹をくわで修復します。 | 完了。 |
刈った草を被せます。 | サニーレタスをアトランダムに移植しました。 |
えんどう豆の種まきです。株間40cmに1箇所4〜5粒播きます。 | 同 |
種と種の間隔を3cmくらいにします。このあと1cmくらい埋めて、草を被せて完了です。 | イチゴの移植です。6月に畳1畳に1株くらいの割合に間引きし、その後そのままになっていました。本来なら9月にランナー(走りづる)からでる、孫株、ひ孫株を仮植えし、11月末から12月上旬にかけて定植します。子株はなりが悪いので移植しないようにします。 |
これは、9月にする作業をしています。このように、株間20cmくらいに仮植えし、苗を育てます。 | イチゴの苗は、鎌のように曲がっていて、背の方に実が成ります。 |
定植は、株間30cmくらいで、実のなる背の方を溝側に向けて植え付けます。 | 手前が、実の付く背の方です。 |
そら豆の種まきです。株間30cmくらいで、2粒播きます。2cmくらいの深さに、おはぐろを横、または下にして播くようにします。 | 種の数が少なかったので、株間が広めになりました。草を被せて完了です。 |